古紙リサイクルについて
古紙リサイクルとは、印刷に使用する用紙や梱包目的で1度利用された紙を回収し、もう一度繊維状に戻してリサイクルすることです。
パルプを原料とする紙は、金属などに比較してリサイクルしやすい特徴があり、循環型の資源の代表です。
日本の製紙原料内の古紙の含有率は60%を超えており、世界の中でも古紙利用率の高い国です。
しかし、すでに古紙回収率は71%に達していることから、現在以上に古紙の割合を高めるために、紙やダンボールのリサイクル意識をいっそう高める必要があると考えます。
古紙リサイクルの流れ
では、集めた古紙はどうなるのか?の流れを簡単に説明します。
[1]〜[4]までが当社の担当です。
[1]あつめる(回収)
家や学校、会社や市役所など、それに紙をたくさん使うスーパーマーケットや印刷会社などから古紙を集める。[2] わける [選別]
集めた古紙を、新聞・雑誌・ダンボールなどに種類ごと分ける。混じっては困るもの(古紙を固定していたビニール紐など)を取り除く。[3] かためる [圧縮梱包]
古紙を種類ごとにギュッと固める。約1トンずつ(約20本の木を守る量)しっかり包む。[4] はこぶ [出荷]
古紙の固まりを製紙会社に運ぶ。[5] とかす [溶解]
製紙会社で古紙をミキサーに入れて、どろどろに溶かす。[6] うまれる [再生]
新しい紙(再生紙)に生まれ変わります!